歴史

伝統工芸品制作工房 A.カンガスニエミ社

カンガスニエミ社は1995年に設立、現在の場所に工房を移した1998年から当地で制作活動を続けています。オーナーのアリ・カンガスニエミは子供時代から工芸品作りに親しみ、トナカイの角をメインの材料として独特のデザイン性と精密な技術で工芸品を作り続けています。1960年代、1970年代においては工芸品作りは趣味の範囲を出ず、職業とみなされていませんでした。生活必需品を手作りするのはここラップランドでは普通のことだであったからです。

1981年、イレーネはベイッコ・ピーッポネンの下基で工芸品作りを学び、以来現在に至るまで長年にわたりトナカイの角を素材にした作品を作り続けています。イレーネは手工芸とアートのさまざまな分野で経験トレーニングを積み、そのフィールドでの一人者として名前がを知られています。トナカイの飼育を生業とする祖父母を持ち、お祖父さんはトナカイの去勢を得意とする人でした。
スエーデン、ノルゥエー、ロシアを含むめてのラップランドでは、近年、トナカイの角を素材にして手工芸品作りをする人が非常に少なくなってきました。その理由としては、昔これらの手工芸品は生活の必需品でありながら店で買う事が出来なかったのですが、現在はそれが可能になったという点が挙げられるでしょう。トナカイの放牧業自体も変化を遂げてきました。交通手段としてのトナカイとそりはスノーモービルに取って代わるようになりました。

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イレーネとアリ・カンガスニエミ夫妻は、工房を訪れる観光客ツーリストや訪問客者に対しトナカイの角を使うという伝統工芸について、その歴史や技術を伝えてきました。トナカイの放牧業はいまだにここラップランドでは大切な職業、生きる糧としての役割を果たしている産業です。ラップランドにおけるトナカイの数は人口の2倍近くに及びます。

イレーネとアリは日常で使える物を多種制作しています。クライアントのアイデアを広げデザインの考案から独特の製品を作り上げるまでのサポートもしています。



 

 

 

 

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 弊社では、アリの甥であるユッカ・カンガスニエミが従事しています。彼は、見習いを経て2014年5月に工芸品デザイン・製造の職人コースを修了しました。見習いは、ユッカにとって、伝統工芸品作りを学ぶための最適の手段でした。「見習いは、サーミ専門学校での理論的教育を忘れずに、トナカイの角の手工芸の秘密を学ぶのに最適でした。」とユッカは述べています。 jukka kangasniemi kangasniemi hornwork lapland rovaniemi

ビジターは2001年にアリの建てたラップスタイルの自宅、ログハウスへもご招待します。ここでお茶やブルーベリージュースを飲みながら、ラップランドの生活、習慣、歴史などをお話します。自宅はオーナス川の近くに建ち、冬はこの凍った川をさかのぼってスノーモービルで市内から来る事も可能です。静けさに囲まれた暖かい部屋の中でおしゃべりを楽しみませんか?

私たちの工房と自宅で楽しいひと時をお過ごし頂けたら幸いです。皆様の訪問を心よりお待ちしています。

イレーネ、アリ・カンガスニエミ

 


www.loghouse.fi